「けんぷファー」所感

事前知識、ほぼゼロで視聴しました。

変身美少女モノの傍流で、バトルアクションと、
ブコメのいいとこどりという感じでしょうか?


本作の場合、変身の条件が、そのままバトルに直結していて、
テンポを崩さず丁丁発止という流れは、なかなかに小気味よいです。


そもそも何で戦っているの?とか、細かいことは気にせず、
やたらサービス精神旺盛なスタッフが、矢継ぎ早に投入してくる釣り針を、
頭空っぽにして、くわえに行けばいいのね、と認識しました(^^;


初回のテンションが高めでしたから、そこからゴールへ向かって、
どこまで上げ上げチューンで突っ走っていってくれるのか、
楽しみでもあり、心配でもありといったところです。


個人的な希望をいえば、やはり、
美嶋 紅音とセップククロウサギとのミニコント的なやりとりは
今後もちょいちょい挟んで行ってくれると嬉しいなー、と。





ところで、ゆかりん演じるところの「セップククロウサギ」の声は作中にて、
「口が悪くて、田村ゆかりさんみたいな声」と評されていますが、何、この入れ子構造?(^^;
...そういえば、既出のインタビューで、
「自分の声で演じて、といわれると意外と難しいですね。どの声だろう?って思ってしまって」
とおっしゃってますね。


確かに、ラジオなどのトークでも、
終始一定のトーンで話されているワケではありませんし、
聞く人が抱くイメージも、ちょっとずつ違うでしょうし。

そういった中から割り出された、最大公約数的な「田村ゆかり声」が、
すなわち、セップククロウサギの声ということなのかしら?


いや、それ以外にも、「縫いぐるみと人間との骨格(?)の違い」とか、
「中味はきっと"綿"でいっぱいだから、音の響きも違うはず」とか、
われわれ素人には計りしれない程の、さまざまな要素を加味して生みだされたのが、
あのセップククロウサギの声に違いない!(`・ω・´)
と妄想する今日このごろなのでした。


...ああ、細かいこと考えないで、楽しもうと思ったけど、
でも、やっぱ考えずにはいられないです(^^;