不問語(トワズガタリ)&まえがたり


放送も間近に迫った刀語――それに先駆け発売された
オリジナルドラマCD「不問語(トワズガタリ)」


ちなみに、「不問語」とは、
「ひとがたずねないのに、自ら語り出すこと。独り言」とのことで、
今回のドラマCDが、まさに。


刀語の登場人物のうち、
七花・とがめ・七実・否定姫・右衛門左衛門5名が出演。
それぞれが、モノローグで自分語りといった趣で
人物同士の絡みは、ないんですね。
自分の中の「ドラマCD」イメージとは、随分違ってました。


本来は、昨年のうちに発売される予定だったものが、
放送開始直前にまでずれ込んでしまったのだとか。
ギリギリ予習に間に合ってよかったのです(^^;
5者5様、それぞれの人となりがよくわかりました。
みなさん、キャラ立ちまくり!!


CDと一緒に、台本が入っているので、
見比べつつ追うのがいいのでは、と思います。
韻を踏んだり、同音異義語を重ねた言葉遊び的な表現もあったり、
音声だけ聴いていると、時にポカンとしてしまう場合もあるやも。
たとえば七花の、
「きょうじんであることと、きょうじんであることと、きょうじんであること」
ってとことか(^^;
...それにしても、息継ぎのポイントを間違えると
命取りになりそうな長口上もあったりして、大変そう...


ゆかりん演じられるところのとがめは、
「奇策」について、思わせぶりな、煙にまくような語りぶり、、、
そして偉そう(^^;
――のちに本編を見れば、あの時
とがめが言っていたのは、もしかして、
こういうことかな、って合点がいくのかしら?


ちなみに、とがめの次に、七実の出演なワケですが、
いきなりポツリと、「死んだ方がいい」って始まるので、
続けて聴いていると、なんか、こえー(^^;


脚本巻末には、「出演者アトガタリ」も併録されていますが、
...今回の収録時にそのような出来事があったのですね。
――それにしても、ゆかりん凄い集中力だ!


そして、刀語公式サイトでは、
放送前に、作品のみどころなどについて、
出演者のかたが語る、「まえがたり」も公開中ですね。
これは、チェックしておいた方が、より番組を楽しめるのでは
という内容でしたので、未聴の方はぜひ。